鹿児島県某所のヒラスズキパターン。 自分が鹿児島で仕事をしていた時に、現地のコアマンフィールドスタッフ・齊藤正幸さんにヒントをいただき見つけたパターン。 もうあれから約8年になりますが、今年も変わりなくそのシーズナルパターンがやってきました。


ということで、今年もタイミングを見計らって鹿児島へと飛びました♪


重要なファクターは潮と風

鹿児島県某所の河口エリア。


鹿児島県は大潮にあると干満差が大きく3mは動きます。
潮位によって魚の付き場は当然変わり、ベイトの動きも左右します。

狙うのは上げ潮。
河口エリアにおいて上げ潮を狙うっていうのは、全国共通のシーバスフィッシングの基本中の基本。
このポイントは全体的にシャローが広がっており、ある潮位を迎えるとポイント周囲のストラクチャーが水没、ポイントが出来上がります。


朝まずめにはこの時期特有の昼夜の寒暖差による山側からの吹き降ろしの風が強く吹きます。
後述しますが、上記の潮に加えてこの吹き降ろしの風が重要なファクターとなるのです。


メインベイトはコノシロとイナっ子。
どちらも釣り上げたヒラスズキのお腹の中に入っていたのを確認しています。
少し大き目のベイトなので、基本的には125mm以上のプラグを使用。

DAY.1 続・ヒラスズキはぼくに優しすぎるほど優しい。

そんな条件を見て釣りに行くわけですから、タイドグラフを見て日程を決定。
大阪からは飛行機移動なので、早く決めれば決めるほど航空券は早割で安く購入できますからね♪


今回は夜に鹿児島入り。
翌日未明に訪れる上記の潮位を狙って。


自分が鹿児島を離れてからも、毎年この時期は鹿児島在住時代にお世話になっていた久保先輩(今も随分とお世話になってます♪)がこのパターンを楽しまれていて、そんな関係で毎年このパターンは健在と知ることができるのです。


しかし、今年は年末から通っているものの釣果はゼロ。
『まぁまぁ、なんとかなるでしょ♪』と楽観的に開始!

現場到着、先行者あり。
しかも、先行者の方はぼくらの到着と同時に釣ってるし!?


これは期待できますよー♪ってな感じで先行者の方に挨拶をして始めると、ファーストヒットは久保先輩。
惜しくもバラしてしまいましたが、「久保先輩、聞いていた話と違うんですけど?」笑


しばらくすると先行者の方がお仕事なのか撤収されたので、風を利用したウィンドドリフトでストラクチャー側を舐めるように通すとヒラスズキ特有の金属的なバイト。
なかなかの重量感を感じつつ、ストラクチャーを躱してネットイン!

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ヒットルアーはDUO × COREMAN / DEPRIVE。

写真では50cmくらいに見えるんですけど、体高、太さがヤバい!
80cmジャスト、ランカーサイズのヒラスズキ!
昨年も釣行1日目に同じくランカーをキャッチしてるんです♪
やはり、【ヒラスズキはぼくに優しすぎるほど優しい】


さらに昨年は水面に出まくったにも関わらず、一切フックアップしなかったオリザラでも今年はキャッチ!

オリザラの詳細はこちらでご確認を!





やっぱり、ヒラスズキはぼくに優しすぎるほど優しかった。

夕方の部は大ナブラ発生!?

オリザラで釣ったヒラスズキは久保先輩がお持ち帰り。
下処理のために一旦帰宅後、夕方から再アタック。


夕方からは近くのサーフにエントリー♪
鹿児島では年明け頃からサーフエリアにカタクチイワシが大量接岸し、連日フィッシュイーターが大フィーバー!
齊藤さんも連日シーバスはもちろん、青物、フラットフィッシュをキャッチされています。


夕方エントリーしたサーフエリアでも沖に鳥山が見え、その下では大きな水柱が上がりまくっている状況。
あれは届けへんなぁ。。。なんて言っていると、堤防先端に鳥山っ!!


ヤバい!ヤバい!!


大ナブラ発生!!


すかざす投げて、するする寄ってきたのはサゴシ。笑


あの水柱は君やないやろう。


横で投げていた久保先輩にもヒット!
今度のファーストランで鰤を確信。


IMG_3899

長時間のファイトを制して、久保先輩ナイス鰤!

しかし、チャンスはこれっきり。
久保先輩は少ないチャンスをモノにしました♪

シマムラは残念!

DAY.2 前日と同じパターンでヒラスズキは出るも・・・

DAY.2 最終日も同ポイントに同じタイミングでエントリー。

同じ先行者がいて、同じタイミングで久保先輩が掛けて、今度は取り込んで。
そして同じタイミングで先行者の方が帰って。


デジャブかと思うほどに条件が似通っていて、違うのは風の強さと島村の「前日釣ったから」という心の余裕くらい。
でもこの余裕が結果として裏目に出ることに。


先行者の方が帰ったタイミングで、前日と同じくDEPRIVEでウィンドドリフト。
飛び出すヒラスズキ。しかし、フックアップしない。


続けて飛び出す。


だが掛からない。


なぜ。


結局、5発飛び出すも全て空振りノーヒット。

明るくなってから気が付いた、きっとこういうことだ。
それは次回への宿題ということで。

次回の宿題と鹿児島は優しかったこと

結局2日目はヒラスズキキャッチならず。
前回もそうだったんですが、1日目は速攻で良いヒラスズキが釣れて、2日目は何か課題が与えられたような形でノーキャッチ。


でもこれって宿題が与えられたのかなってことと、鹿児島がまたここに釣りしにこいよって言ってるのかなって。そう思ってます。
クリアせなあかんことがあるから、また必ず行こうってもう思ってますからね。


今回の鹿児島釣行では変わらず行われている自然の営みと鹿児島の豊かな自然に今年も触れることができ、また鹿児島の若いアングラーとの交流もありました。
またね、来年も同様にこの地に来れるように日々コツコツと重ねていこうと、そんなパワーをもらいました♪


今回もお世話になった久保先輩、一緒には釣りはできませんでしたが釣行前から色々とサポートしてくださった齊藤さん、そして現場で出会った皆様ありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしております!






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