毎年恒例の春の鹿児島遠征に行ってきました。

毎年変わらずの某所でのヒラスズキのパターンが今年も健在なのか。
そして、今年は最盛期に現地に入ることができました!的な吹上浜のカタクチイワシパターン!

そんな感じの段取りで今回はどうなることでしょうか。


事前情報なし!久保先輩の釣行回数が激減な某所ヒラスズキパターン。



春のヒラスズキパターンはボクが鹿児島に住んでいる時からやっていて、大阪に帰ってきてからも現地の翌場の先輩&釣り仲間の久保先輩が毎年楽しんでおられて。
毎年その様子を教えてもらって、年明けぐらいから潮を見てココ!ってタイミングで行ってるんですよね。

最近は久保先輩の釣行回数が激減している関係で、実際のところ情報は全くない状態なんですがー♪
(久保先輩は本業の関係の自転車を仲間と日常的に転がしているので、体力的には全盛期を凌駕するほど?元気です♪ 健康第一♪)

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一昨年に見事ブリを仕留めた久保先輩。

まぁまぁ、鹿児島を出て約10年。
多少の時期のズレはあるものの、毎年変わらず同じ場所で同じタイミングで同じ釣れ方をしてくれているから、今回も大丈夫でしょうと謎の安心感?自信?があるので、いつものようにいつもパターンで臨むことにしました。

やっぱりヒラスズキはボクに優しい。


本番は明朝。
決戦の金曜日。



釣行日は月曜日なんやけども。
本番は明朝の上潮。翌日のデイゲームも視野に入れて、後述するサーフ周りを中心に状況を見て回ります。
しかしながら、居るかな?って思ってた場所にもおらず、噂のベイトは確認できても本命は居らず。


1日目はいちき串木野市の市来ふれあい温泉センターでスッキリ。300円で大満足。
今回もコロナ禍、蔓延防止等重点措置の範囲内からの来鹿ですから、基本的には車中泊で。
昨秋もそうしたんですが、キャンプで使用しているモンベル・ダウンハガー650を持ち込んだらしっかりぐっすり6時間睡眠。何気にオススメです♪


さてさて、本番の明朝。
風は絶好の吹き下ろし、予定通りに潮も上がり、唯一の懸念材料は一切のボイルが出ないこと。
条件は揃っているのにな。ここ数年で実績のあるデプライブを一通り通すも反応なし。

ルアーチェンジ。
このパターンを始めた当初によく使っていたエバーグリーン / ストリームデーモン

エバーグリーン(EVERGREEN) ストリームデーモン #805 ブルーデビル 16cm / 33.5g
エバーグリーン(EVERGREEN)

 一投目。足元のストラクチャーから飛び出した! 
75cmのナイスヒラスズキ!

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やっぱりヒラスズキはボクに優しい。


 いいヒラスズキが出たことで今年も変わらずパターンは継続していたことを確認。
時と共に変わるものも多く、変わっていくことを求められる時代の中で、変わらないものもあるということはそれはそれで良いものであると再確認。

 

吹上浜のカタクチイワシ。

朝まずめに良いヒラスズキをキャッチしたことにより、旅の目的の半分は達成。
もう半分はタイトルの通り、例年年明けからその辺りになると鹿児島県の西岸・東シナ海側に位置する吹上浜と呼ばれるエリアにカタクチイワシが大挙して接岸します。

それに大型青物やフラットフィッシュ、シーバスなどのフィッシュイーターが着くと。



しかし、吹上浜というのはいちき串木野市、日置市、南さつま市にまたがり、南北に約47kmと日本一の砂丘なのです。絞りどころが・・・

ということなので、基本的には実績場所を撃っていきましょうと。
お昼からは齊藤さんと合流して。


掛かるがバレる。今回はキャッチできないパターンか!?

齊藤さんと合流後、齊藤さんの近頃の実績ポイントを点々と。
ベイトはそこかしこに居て、あとはフィッシュイーターが突っ込んできたら・・・

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しかし、何もない時間が過ぎていく。

とあるサーフでヒラスズキが連発したんですが、どうもサイズが小さかったようで。


齊藤さん、ありがとうございました♪
また遊んでください!


最後の魚が劇的すぎた!

翌朝も2日目朝に入ったいつもの場所。
前日のお昼から吹き荒れる北西の風で吹き下ろしが発生せず、うねりも入る状況。
そんな条件下では経験上全然アカンのですが、その経験通りに朝まずめは全くなし。
前日の情報から、少し早めに切り上げて吹上浜に入る。
前述の通り到着後すぐにナブラが出るもチャンスをものにできず。

あ、2日目の夜の温泉はいちき串木野市の山の中にあるオキニに温泉・冠岳温泉。
ここも綺麗な施設でサウナもあって360円が満足度を爆上げにします。
鹿児島の水風呂は20℃くらい?少し温めですよね?
いつもの12分5分では全然冷却できないし、長く入ってもそれ以上は冷却の期待はできないから、少し行き詰まっている感じ。完全に余談でした。


洗濯、食事の休憩を挟んで、だいぶ強くなった北西風を恩恵を受けるべく、ポイント移動。
基本に立ち返っての潮あたり面、風当たり面を狙う作戦。


予想通りの北西風でその風、うねりが大きくサラシを作る状況。
時折波が堤防を洗うので、波が届かないポジションで安全第一に。
波飛沫は掛かるのは仕方ないとして、掛かる程度を気にしすぎると逆に危ないので。

大きなサラシ、うねりの中で少しレンジを入れて自重で安定させたいこともあり、COREMAN / VJ-28 バイブレーションジグヘッドを選択。



何度かの当たりを拾ったのち、サラシのタイミングを読んでキャストしたブイジェーにキタ!


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80オーバーのヒラスズキ。


最終日、飛行機の時間があって、波被ってるから温泉入りたくてw、タイムリミットまで30分を切ったところで出た魚。
2日目朝の魚からキャッチまで至らなかくて、最後の最後に出た魚がこのサイズて、劇的すぎるでしょうよ。


最後の最後にいい魚が出て、3日共ええ温泉入れて、2日目の晩に入った串木野のすき家の階段は狭くて、

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もう満足ですよね。
細かいところを言えばキリはありませんが、良い旅でしたよね。
嗚呼、幸せ。