春休み最終日。
3月のキャンプは同行者の仕事が融通も利かせやすいということでいつもより少し遠出。
静岡県は富士宮市の聖地!ふもとっぱらにいってきました!
シマムラ(@shinjishimaura)でございます。


聖地・ふもとっぱら

聖地・ふもとっぱら。
何が聖地なのかは詳しいことは全くわかっていなくて、あまり興味もありません。
が、SNSなどでよく見る富士山をバックにした広大なキャンプサイト。
いつかは行ってみたいと思っていた『キャンプの聖地』的なキャンプ場なのであります。
シマムラの認識はそんな感じ。

もっと詳しいことを言えば、某キャンプアニメの聖地であったり、ビッグイベントが開催されたりとあるんですけど、一度は行ってみたい有名なキャンプ場のひとつです。
それが今回、同行者の仕事の関係で平日に休みが取れて、日程的、体力的な余裕も確保できたので、「ほな、いこか。」となった訳です。


大阪から約5時間。
現在は感染症対策のために完全予約制となっているキャンプ場です。
現在はってことなので、平時は空いてれば入れる的な場所やったんですかね?
コロナ禍に入ってからキャンプを再開したので、その辺の情報はないですが書き方的にはそんな感じです。
詳細はふもとっぱらのWEBサイトをご確認ください。

区画指定なし!全面車乗り入れ可能なフリーサイト


今回は大人2名のデュオキャンプでしたから、キャンプサイトの利用料金は合計4,000円。
まぁまぁ、安い部類に入るんじゃないでしょうか。
ちなみに利用料金が発生するのが小学生以上からで、未就学児は料金かかりません。
春休みということもあり、子供たちがたくさんいて賑やかでした♪

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サイト自体が広いから、場所を選べば大きくサイト内を使ったレイアウトや遊びなんかも展開できそうな感じです。もちろん、他のキャンパーさんからしっかりと距離を取ったり、近くに人がいない場所を選ぶなど、配慮は必要です。ここに限らず、キャンプをする上では指定された区画サイトではない限り、しっかり距離を置き、先行者がいるなら声を掛けてから設営を始めるなどの配慮も、お互いが気持ちよく過ごすためには必要ですよね。

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サイト内は全面車乗り入れ可能ですが、車が乗り入れできるが故に気象条件等でサイトの土が緩いタイミングで入った後のような地面の凹凸が所々に散見されます。
キャンプ場自体も受付から富士山方向に向かってなだらかな下り坂なので、上手いこと平らなところを見つけて、設営してくださいと。

売店、自販機アリ。お昼ごはんは金山テラスで♪

受付横には消耗品や飲み物、薪、氷などを販売する売店があります。

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このキャンプ場は燃えるゴミ、生ゴミ、プラゴミはまとめて専用のゴミ袋で回収してくれます。
そのゴミ袋は100円で販売していて、売店、または売店横の自販機にて購入することができます。

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ちなみに薪の販売は他のキャンプ場ではPPバンドなどで束ねた1束いくらっていう販売が一般的だと思いますが、ふもとっぱらでは袋販売です。自販機の両側に針葉樹、広葉樹のかごがあり、袋いっぱいに入れて500円という販売方法。

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広葉樹

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針葉樹

周辺の山を伐採した際に出た木材や端材が利用されている訳です。

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下の方に端材の広葉樹を敷き詰めて、長めの針葉樹を上から入れるフランスパン作戦!

もちろん、この袋の利用は1回のみでおかわりは不可。
そんなんするヤツおるんかいなと思いますが、実際におったんでしょうね。薪のカゴのところにも注意書きとして書かれていましたよ。楽しいキャンプでしょうもないことしなや。

場内にはトイレ周辺に自販機が設置されております。高地のキャンプ場ですから、夜間などは思ったよりも冷えます。温かいドリンクも販売されていますから、重宝しそうですね。


お昼ごはんは場内の食堂【金山テラス】で♪
今回は日替わり定食をいただきました。この日は焼鮭定食。
ジューシーで美味しかった!鹿のたつた揚げもクセもなく良い感じでした♪
ちなみに次の日はチキンカレーでしたね。
食堂の外までカレーのいい匂いが漂ってきてました♪

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地元食材を使った食事の他にもハンドドリップで淹れたコーヒーやソフトクリームなどの販売もアリ♪
ジビエや牛肉などの食材の販売もありますので、そちらも要チェックです。

トイレは超きれい!

キャンプ場でここが気になる方は多いですよね。ふもとっぱらのトイレは大きく4箇所。
受付の売店横ゴミステーションに隣接して一箇所、サイト西端の通称・牛舎トイレ、サイト中央の草原中央トイレとサイトの奥の奥の方の合計4箇所。
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僕らは牛舎トイレの近くにテントを設営。
奥の青い建物の富士山側から見て右側が女性用。左側を裏に回り込んだところが男性用。
手前の建物は炊事棟でテーブルもあるから、騒がなければ食事もOKみたい。
実際に食べてはるグループもいてました。

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サイトほぼ中央に位置する草原中央トイレ。
真ん中に炊事場があって左手が男性用、右手が女性用。
女性用にはおむつ交換用の部屋もあるようで、キャンプ場にはなかなかない設備なので嬉しいですね。
 

やはり富士山ありきのキャンプ場

これを言ってしまうと元も子もないんですが、やはりこのキャンプ場は富士山ありき。
日本有数のパワースポット、日本が世界に誇る火山、いくつになっても何度見てもその姿が見えると見入ってしまう独特の魅力を持った山。ふもとっぱらのサイトのどの位置でも見ることができる富士山ですが、やはり天候の関係でその姿が見えなくなると気持ちも落ちますね。
誰もが富士山が見える方向にテントの入り口を持ってきますし(僕らは見事に真逆に設営していましたが)、映え写真を撮ることも楽しみのひとつでしょう。

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富士山ありきとは言いましたがこの展望はこのキャンプ場の大きな売りだし、それだけでなく前述した通り設備も揃っていて、そして管理も行き届いている。素晴らしいキャンプ場。
大阪からの往復10時間掛けた価値が十分ありました。

最後に。